美容法にもいろいろあります

美容師筆記試験はどのように実施されるか

美容師国家試験の筆記試験は、毎年3月初旬と9月初旬の2度実施されており、当日は全国に会場が設けられて実施されています。
問題は例年、択一式の問題が50問出題され、受験者は当日配布されるマークシートに、該当する番号をHBの鉛筆もしくはシャープペンシルで塗りつぶして解答します。
制限時間は1時間40分となっているため、単純に計算すると1問あたり2分程度のペースで回答していかなければなりません。
出題範囲には、美容に関する知識や関連法規だけでなく、公衆衛生や環境衛生に関する知識や、感染症に関する知識なども含まれています。
美容師は理容師同様、衛生面の配慮をしながら日頃の業務を行わなければならないとされているからです。
筆記試験は、正答率が60%以上であり、全問不正解となった出題領域が一つもないことが合格の条件となります。
たとえ50問中40問正解していても、1つも正答できなかった出題領域があると不合格となるので注意が必要です。

美容師の実技試験は2つの課題から成る

美容師国家試験の受験者はまず最初に、毎年2月上旬と8月上旬に全国各地の美容専門学校を借りて実施される実技試験に臨むことになります。
実技試験では、美容に関する技能と衛生上の取り扱いの2つが採点委員によってチェックされます。
このうち、技能に関してはカットとセッティングの2つの課題が課され、セッティングについては、ローラーカールセッティング、オールウェーブセッティング、ワインディングの3種類の中の1つが当日の課題となります。
実技の採点は減点方式で行われます。
各受験者は最初に各課題について100点の持ち点があり、ミスがある度にその内容に応じて点数が減点されていきます。
そして、受験終了時点で、衛生上の取り扱いに関しては減点が30点以下、美容の技能に関しては減点が40点以下であれば合格となります。
受験者には、少しでも良い点数が取れるように、当日を迎えるまでに専門学校で居残り練習を繰り返す者が少なくありません。